どうしてこの時代に手書き?
こんにちは!
デザインの仕事に携わって20年以上もの月日が経ってしまった
POPクリエイターのyakoです。
あ、すっかり年齢がバレバレですね汗。
わたしはPOP制作の仕事と平行して、
グラフィックデザイナーとしての顔も持っています。
グラフィックデザイナーの仕事は、簡単に言えば、
チラシやパンフレットなど印刷物のデザインをする仕事です。
内容は多岐に渡りますが、そのほとんどはパソコンでの作業になります。
今日は、そんな仕事をしているわたしが手書きのPOPを推す理由を紐解いていきたいと思います。
みんな活字に飽きている。
例えばコンビニにお買い物をしているのをイメージしてみてください。
ひと目で特長が分かるようにと、各社ごとに思考を凝らした派手なパッケージの商品が所狭しと立ち並んでいますよね?
で、買いたい商品は見つかったでしょうか?
どうやらこの派手なパッケージは、商品を見えづらくしているらしいのです…。
言い換えると、世の中にパソコンから出力されたデザインや文字が溢れ過ぎていて、
わたしたちの脳は、識別しようとする働きを拒否しているらしいのです。
アピールするためにPOPを作っても、それがパソコンで打った文字だらけのPOPだとしたら??
見てくれないですよね…汗
手書きはスーーッと入ってくる!
わたし自身そんなエピソードを知った上でお店に入ると、
なるほど見ているようで見ていない。
スルーしてる?
そんな感じがしました。
でも手書きのPOPに出会った瞬間、あら不思議!
なんだか情報がスーーッと入ってくる感覚が!
あれ何なんでしょ?
それ以来手書き推しまくりです!
せっかくPOPを作るなら見て欲しいですもんね!
手書きは“あったかい!”
手書きの良さについてもうひとつ。
それはなにしろ「あったかい」ってこと。
文字って良くも悪くも人柄が出ますよね?
なのでお買い物しながら手書きのPOPを見つけると、
ついつい読んじゃって、共感したり、へーって思った瞬間に買うのを決めてたり。
遂には書いた人ってどんな人だろ?なんて妄想したり。
実は接客されるのがちょっと苦手なわたしには、
手書きのPOPがあるだけで、ほっこり楽しいショッピングタイムなんです。
そう言えば、POPを書かせていただいいたセブンイレブンの店長さんが、
「POPを見た高校生が、そのPOPを見せるために他のお友達を連れて来たことがあるんですよ!」なんてエピソードも。
手書きは絶対伝わるんだな〜と確信に!!
みなさんも是非手書きのPOPを作って、
商品を手に取っていただけるようにしてみませんか?
全てはお客様のために!
一緒に頑張りましょう!!
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